6/18に大阪で地震が起きました。私は通学中に被災しました。
電車内で座席に座っていつものようにclipboxに入れている動画を見ていた時でした。
見慣れない通知が出て、音声が止まりました。音声が止まるなんておかしいな、Bluetoothが切れたのかな、と思いイヤホンを外すと電車内は緊急地震速報の音でいっぱいでした。
電車はその時走っていたのでいつ揺れたのか、いつまで揺れていたのか、どんな風に揺れたのかは全く感じませんでした。
電車が走っていなかったら、駅に止まっていればすごく揺れを感じたのかもしれません。
電車は走り続け、近くの駅に着きました。
電車が止まって扉が開いた後はもう電車が動くことはありませんでした。
長時間電車内で待たされました。私は2時間半電車内で待ちました。
結局親が迎えに来てくれたので家に帰ることは出来ましたが、親が迎えに来てくれなければもう何時間も多く待っていたかもしれません。
そして、電車が駅に止まれたのは幸せだったのかもしれません。友達は駅と駅のあいだで電車が止まり、電車の扉が開かないまま何時間も通勤ラッシュの電車内で待たされ、結局線路に出してもらえたそうですが線路に出れたのは地震の約4時間後でした。
電車内で待っている時にスマホが圏外になり、誰とも連絡が取れなくなりました。親に無事だと伝えることも出来ず、周りに知ってる人もいない状況でとても心細くなりました。
圏外からすぐに4Gに戻りましたが、圏外だとなんの情報も入ってこないのでまるで携帯を持っていないのと同じだからとても不安になりました。
その、不安になった時の私の心を少し支えてくれたのが芸能人でした。
芸能人が電車内にいた訳ではありません。
スマートフォンに入れている動画の自担の、関ジャニ∞の大倉忠義くんは笑っていて、楽しそうにしていて、それを見た私の心も少しだけ明るくなった、という話です。
ジャニーズかよwwwや、アイドルかよwwwなどと笑わないでほしいです。災害の時に人の心が癒されて、パニック状態から少しでも落ち着けるのであれば、自分の推しや自担を見ることは有効な手段だと思います。
GR8ESTのアプリに保存していたHELLO GR8EST BABYを見たり英会話伝言ゲームを見て少し心が落ち着きました。いつもとまではいきませんが寂しい気持ちが紛れたのは事実でした。
また、高橋優くんが「関西の方々大丈夫ですか」とツイートしてくれたりしたのも嬉しかったです。
途中で携帯の充電が無くなってきそうだったので見るのはやめましたが。
大倉くんが阪神淡路大震災で被災した時にテレビに救われたと言っていましたが、私もテレビではありませんが大倉くんなどの芸能人の方に救われました。
そして初めて被災をして、被災するってこんなに怖いことなんだなと思いました。
私はただ単に怪我もなく電車内で待たされただけでしたがもっと被害を受けた方も沢山います。
大した被害を受けた訳では無いけど、ブログに残しておきたかったので書きました。
ありがとう、大倉くん。
【追記】
6/21付のレンジャー(ジャニーズwebの関ジャニ∞のブログです)で大倉くんが大阪の地震について書いてくれていました。
「いつまでもみんなのそばに俺たちはいるよ。」と。
偽善だと言われてもいいけど、って言っていましたが。うん。
なんか嬉しかったです。
あと6/21のレンジャーはモンテ・クリスト伯の南条幸男くんのことも書いていてめちゃくちゃ読み応えがあります。是非。(いい空気が台無し)