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道枝くんのJr.維新を読んだ

令和Jr.維新 西の陣。関東の兄組はあまり知らないなりにJr.維新は全部読んでたし関ジュのも全部読んでいた。とうとう自担の番が来てしまった。どうしても早く読みたくて電子版で日付が変わってすぐに読んだ。読んだ感想の話をしたいと思う。

 

私が道枝くんを認識したのは2015年の初夏(だったはず)。その頃の関西Jr.というのは巷では焼け野原と呼ばれていた頃だった。ちなみに私はこの頃から関西Jr.を好きになったので焼け野原では無いと思ってる。あの頃の貴方たちに惹かれた人も居るんだよ!

 

道枝くんのJr.維新を読んで色々と記憶がよみがえってきた。母になるが決まったのを知った日は駅のホームで跳びながら喜んだなとか、未満都市が決まったのを知った日は長くジャニヲタをしている母に「あのドラマに?!」と驚かれたこと、標への道が決まった時はなんで関東ローカルなんだと悔しんだこと、絶対零度が決まった日はeighterでもある私はそのドラマを見ていたのでヨコとみっちーなんて美形美白じゃないか!とびっくりしたこと、なにわ男子結成直後に特にトリオは叩かれまくったこと、とか。

そもそもの話、道枝くんはジャニーズに入りたくて何度も履歴書を送って、スカウトされても断ってたような子だしジャニーズを辞めることなんてあんまり考えてないだろうなとか、ジャニーズが辛いとかあんまり思ってないだろうなとか、そんなことを思ってた。その頃はTwitterもしていなかったし周りの意見もあんまり知らなかったから。しかも担当が退所したことが無い超楽観的なJr担だったので。

 

でも全然違った。

いやまあ確かに2017の春松竹は幕が上がってみれば結局みっちー結構居るのね!と私もなったけど…(17の春松竹頃に撮った映像が局動画に数本上がってたけど結局結構出演してたのにその時にはいなかったから映ってなくて悲しかったな)。

「(前略) "え?なんでおんの?"みたいな空気になって。で、『未満都市』後の夏松竹で、今度は何をするにしても「ドラマ経験してるから出来るやろ」って雰囲気や言葉をいろんな人から出されてしまって。それが、ちょっと、つらかったなぁ…」

 

「あの頃の僕は何か決まっても解禁になるまで絶対に言わなかったんです。「絶対零度」のときもそう。でも、ある日のリハ中にスタッフさんがポロッと「道枝はドラマがあるから」って言っちゃって。その言葉が聞こえた瞬間、ワイワイしてた現場が一気に、シーンと…。隣には(大西)流星くんとか恭平とか長尾がいたけど、誰もしゃべんなくて。あのときの空気感は…ずっと忘れないでしょうね」

これを読んで推されには推されなりの辛さというかそういうのがあるんだなと思った。推されるのは有難いことで、同じ関西Jr.には入所から1度も推されずにそのまま辞めていった子だっている訳だし、弱音を吐きづらいところが大きいと思う。

そしてシビアだなと。もちろんわかっていたつもりだった、誰か他の人に仕事が決まれば個人戦だった関ジュは生き残るためにすごく悔しい思いをするのは当たり前であって、態度に出るのもおかしくない、だけどここまで裏ではハッキリ態度に出ていたんだなあと…。恐らくグループが組まれていればここまでじゃなかったと思う。

 

 

そしてなにわ男子が結成されて良かったと思った。結成当時から外から沢山の槍が飛んできていた中で謙虚に謙虚に生きてきたなにわ男子。グループ内だけでもお互いに支え合えるそんな子達になって欲しいと思っていたしなってきているんだなと思った。

同じグループなんだからソロの仕事の話をしても、そんなことで直接嫌な態度をとるような子達じゃないと私は思ってる。恐らくだけど、西畑くんも少し似た立場にあったことがあって(推されやセンター)、気持ちをわかってくれる人が同じグループとして話を聞いてくれるって素敵じゃないかなって。メンバーに個人仕事を隠さずに言って応援してもらいたいってすごく贅沢だけど「なにわ男子」として売れるには必要なことでもあると私は思う。過去のことがあって怖くて自分だけで6人には言えないからマネージャーについてきてもらった話を読んでちょっと胸が苦しくなってしまったけどね 。

 

でもその中でも私はずっと心配していたことがあって。長尾くんがなにわ男子に凄いスピードで馴染んでいく中で、たまアリの島動画で「君は馴染んでるねえ、なにわ男子に」と長尾くんに言った言葉が忘れられなかった。なんでそんな事言うの?馴染めてないの?って。維新を読んでやっぱり馴染めている長尾くんを羨ましいと思っていたんだなと思った。私は道枝くんは人との距離を縮めるのに割と時間がかかるのと向こうから誤解されがち(扱いづらいと思われがち)な所があると思ってて。なにわ男子にトリオが一緒で良かったと思ったし、なにわ男子の結成当初は道枝くんの扱いに兄組が困っていた、探り探りな感じがしていた。なんて言えばいいのか分からないけど、とりあえず可愛いって褒めとけばいいというか、褒めるしかないというか、話を振ってももう一度返しづらい答えが返ってくるから難しいというか。マジレッサーな所とボケが分かりづらいところがあるから弄りづらいといえばいいのかもしれない。目標とか、ちゃんとした場では話せるし対談やなにわ男子内でのトークの中での話なので成長途中だから仕方ない部分もあるんだけど。

 

なにわ男子として売れていく為に恐らく道枝くんは必要不可欠であって(当たり前に誰も欠けて欲しくはないけど)、個人仕事も増えると思う。外野から槍が沢山飛んでくるかもしれない。でも6人だけでも、頑張ってこい!と励ましてくれたり応援してくれる仲間ができて良かったと本気で思う。これから先、過去に辛かったことよりももっと辛いこともあると思う。でもなにわ男子がいれば大丈夫って思った。過信かもしれないけど結成時から見てきて本気でそう思う。

【結論】なにわ男子が、道枝くんが、大好きだ!